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確か2年前の高円宮杯。埼スタのバックスタンド観戦している時
「誰か有名人は来てねえかなあ」と何気なく記者席を
双眼鏡で観ていると、ひときわ目立つ茶髪の男性が目に入りました。
海外サッカーのコラムばかり書いている印象がありましたが
ちゃんと国内のユース世代もチェックしていたのでしょう。

昨日のブンデスリーガ「ヘルタvsシャルケ」の中継が始まる前に
1月にイランで誘拐された、ドイツ人のサッカー関係者について
早期解放を求めるコメントを放送されました。
それに関連して金子達仁氏が先日アフリカで取材中に亡くなった
富樫洋一氏を追悼する意味で昨日の
フィンランド戦で黙祷、もしくは選手が喪章をつける行動がなかったことに対して
残念でならない。そんなコメントがありました。

別に「サッカーが社会貢献」とか「今の暗い社会にサッカーができること」とか
「スポーツが社会に与える影響」とか無理に語るつもりはありません。

日本のサッカーに長く関わってきた人物にたいして
なぜ、ごく普通にあたりまえに「礼をつくす」ことをしないのでしょうか?

昨日、旅先で中継を観ていて喪章をつけてないことに
違和感があったわけですが、帰ってきて録画をみて
金子氏、そして倉敷氏がきちんコメントされたことが
「ひとつだけ救いだった」
そんな気持ちを込めて投稿しました。

改めて、富樫洋一氏のご冥福をお祈りいたします。
by sakutaro9 | 2006-02-19 17:14 | 蹴球見聞録
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