どこからでも、かかってきなさい!
このところ、仕事でシビアな状況に直面し、弁護士に相談したり、ネットで法律を調べたり
縁あって、世間に知られている大きな事件の原告の方にお話を聞いたり、自分の人生の中
でも初めての経験でピリピリしていた。このところ「裁判員制度」が話題となり日本でも
アメリカ並みに「法律」と接することになりそうだが、実際のところピンと来ない人のほうが
圧倒的に多いと思う。私自身もその一人のはずだったが、ひょんなことから非常に
濃い2週間であった。

運悪く交通事故にあって怪我をしたとする。当然治療費と「損害賠償」求めていくわけだが
そのための法律に基づいた「基準」があり、加害者が加入している自賠責か任意保険を
適用して解決していく手順をとる。特に重症の場合の基準は14段階の等級があり、
その内容もかなり細かいものとなっている。とはいえ、それでも判断しにくい部分で裁判に
なることもある。弁護士はそれに備え事例や判例を調べなければならない。なのでちゃんと
「あんちょこ」が存在している。

その中には例えば「20代独身女性、頬に長さ10センチにわたり縫合したあとが残った場合」
はナン等級で基準の賠償金はいくらで解決したか?の事例・判例が書かれている。つまり、
法律だけでは示す事ができないこまかいところも「過去にあった事実」からきまっている「基準」
が実は存在し、システマチックに解決していく、というかされていくのが現実。

なので、歴史が浅い法律だと「過去にあった事実」が少ないので、弁護士センセも苦労する事
になる。「個人情報保護法」もそのひとつ。「他人の情報を漏らしちゃ駄目だよ」と明記
されているがその被害にあった場合に先の交通事故のような「あんちょこ」は残念ながら存在
しない。これから「事実」を積み上げていくしかない。

一方でシステマチックにいかない例もたくさんある。それは人間の心情がかかわるから。
そりゃ、自分の愛する子供がなんだかよく解からない理由で命を落とし、その原因が
よくわからない。さらにあえて「よく解からなくする人」が存在すれば長い裁判を続けてでも
真実を知りたい。そう思うのは自然の事。

これから、自分が当事者になった場合。誰に頼るかも大事だが、それ以前に生活していくうえで
の知識、情報がないと苦しくなるだけだし、「義理・人情」なんていまや死語かもしれない
この世の中だから、何があっても動じないぞという覚悟だけがしておかなきゃならんとつくづく
思うのであった。、
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by sakutaro9 | 2009-03-07 20:56 | 日々書殴
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